昨年に引き続き、今年も南阿蘇のヘイケボタルを愛でる会を開催します。
南阿蘇でも珍しくなった、自生する「ヘイケボタル」を愛でる会は「予約制」です。
田んぼのホタル「ヘイケボタル」が舞う田んぼは、ゲンジボタルが舞う白川の支流沿いにあり、ヘイケボタルとゲンジボタルが飛び交う、類い希なホタル鑑賞の場所です。
夜空の星とホタルの瞬きが織りなす、幻想的な光景に癒やされること請け合いです。
ホタルの成虫の命は10日程と短く、とても儚い命です。
彼らは幼虫の時に体内に蓄えた養分のみで命をつないでおり、繁殖期間中は朝露しか摂取しません。
まさに、命を削りながら、懸命に舞って輝き、幻想的な光景を演出しています。
日本人特有の「わび・さび」の心で、ヘイケボタルを愛で、風情を楽しみましょう。
まだ、ヘイケボタルの個体数を増やしている最中です。
つきましては、下記の項目をご理解いただき、ご協力をお願いします。
(1)ホタルを捕まえない、ホタルを持ち帰らない
(2)コンクリート舗装道路以外には立ち入らない
(3)静かに鑑賞する(大声で話したり、走ったりしない)
(4)スマホや携帯電灯の点灯、カメラのフラッシュは厳禁
<お・願・い・>
はらっぱ・ラボでは、ヘイケボタルの管理を「毎日」実施しています。
ヘイケボタルの繁殖している田んぼへの案内は、毎日行ってますので、事前にお申し込みをお願いします。
ヘイケボタルの生態やゲンジボタルとの違い、ヘイケボタルがここでしか観られなくなった理由なども含めて説明させていただいています。
ただ、きれいと観るのとは異なる視点で、ヘイケボタルやゲンジボタルを愛でることができますので、是非、予約していただき、利用していただけると嬉しく思います。
ヘイケボタルの保護と個体数を増やすためにも、ご理解とご協力を、心からお願いします。
はらっぱ・ラボは、生きものがいっぱいになる田んぼを増やし、たくさんのヘイケボタルが舞う環境つくり(=稲つくり)に取り組んでいます。
ヘイケボタルを増やす活動(稲つくりやツアーの支援等)に、興味がある方は下記までご連絡ください。
生きもの育む田んぼの管理者:はらっぱ・ラボ(入請舛 憲市)
<連絡>メルアド:、携帯電話:
上記以外に、「あそ望の郷くぎの」や「南阿蘇の玄米屋」にて、
「生きもの育む田んぼのお米」のご購入やSNSでの告知などでご協力いただければ、稲つくりの励みになります。