田んぼの生きものが織りなす物語の1シーンを綴る
品種はヒノヒカリ。田植えが2011年6月9日、出穂が8月28日、10月29日。
ヒノヒカリは晩生であること、南阿蘇地域は8月の夜温が20~23℃と日が沈むと涼しくなるが、お盆を越す頃から、夜温が20℃を下回るようになることが起因して、遅れっ穂も登熟するようになる。
それらの背景に加えて、耕さない田んぼの地力もあるためなのか、お化けのような株が見られた。
耕さない田んぼ歴3年目の田んぼにヤマアカガエルの卵塊が観られた。
掲載した写真は6卵塊郡のうちの一つ。卵塊は200個以上もあり、1卵塊あたりの卵の数は500~700個になるらしいので、10万個以上の卵があることになる。
田んぼ一面にオタマジャクシが・・・。
兎にも角にも、オタマジャクシだらけである。どれほどの数になっているかは、机上計算で得た10数万匹以上のみ。
この田んぼの下流にある家の池も彼らが占拠しいたらしいが、どれほど、山に帰ったかは不明である。