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耕さない田んぼの稲つくり(冬期湛水・不耕起移植栽培)を南阿蘇で実践しています。

 

〒869-1411 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰4486-19

物語THE STORY

田んぼの生きものが織りなす物語の1シーンを綴る

葉の色がなかなか褪めず、刈り取り時期をやきもきさせた(撮影日:2011/10/29)

力強く生長するイネ

品種はヒノヒカリ。田植えが2011年6月9日、出穂が8月28日、10月29日。
ヒノヒカリは晩生であること、南阿蘇地域は8月の夜温が20~23℃と日が沈むと涼しくなるが、お盆を越す頃から、夜温が20℃を下回るようになることが起因して、遅れっ穂も登熟するようになる。
それらの背景に加えて、耕さない田んぼの地力もあるためなのか、お化けのような株が見られた。

200個以上のヤマアカガエルの卵塊(撮影日:2012/02/16)

ヤマアカガエルの卵塊

耕さない田んぼ歴3年目の田んぼにヤマアカガエルの卵塊が観られた。
掲載した写真は6卵塊郡のうちの一つ。卵塊は200個以上もあり、1卵塊あたりの卵の数は500~700個になるらしいので、10万個以上の卵があることになる。

おびただしい数のオタマジャクシ(ヤマアカガエル、撮影日:2012/03/20)

ヤマアカガエルのオタマジャクシ

田んぼ一面にオタマジャクシが・・・。
兎にも角にも、オタマジャクシだらけである。どれほどの数になっているかは、机上計算で得た10数万匹以上のみ。
この田んぼの下流にある家の池も彼らが占拠しいたらしいが、どれほど、山に帰ったかは不明である。